保守点検

自家用電気工作物の年次点検

目視点検

各電気設備の過熱変色、小動物侵入の痕跡、変形、破損等が無いかを確認します。機器が経年使用により劣化していくと変色や変形等の異常が徐々に発生する事があります。また、不要な開口部より小動物が侵入し感電による設備停電,損傷などで多大な影響が及びます。弊社の点検では、劣化部や小動物侵入の可能性を目視点検にて発見し不要な設備事故が起きない様に確認します。

各機器の清掃

機器や碍子に塵埃が溜まると湿気の影響で絶縁を低下させる要因となります。また、塩害による絶縁低下も要因となります。弊社では精製水で薄めたアルコールを使用し拭きとりを行いますので塩害の影響を軽減する事が出来ます。また、塵埃を盤内より除去する事により湿気による絶縁低下を防止します。

絶縁抵抗測定

機器、ケーブルの絶縁が劣化や使用環境の影響で低下していくと漏電や火災の原因になります。弊社の点検では、【200MΩ以下(高圧回路)、1MΩ以下(低圧回路)を注意】、【法定基準値を下回る回路を不良】として報告する事により不良判定となる前に注意が必要な回路の処置や改善を御提案します。

接地抵抗測定

電気回路の中性点、電子機器や通信機器類の基準電位を確保する為,感電防止等々、接地極には色々と役割があります。この接地極の抵抗が高くなっていくと各役割を果たせずに異常電圧が発生したり落雷時の事故に繋がります。そうした異常を防ぐ為にも接地抵抗の測定は重要です。弊社では、停電が難しい回路でもクランプ式の接地抵抗計を使用し測定する事が可能です。

コンデンサ容量測定

コンデンサには系統の力率改善、省電力の為の機器として用いられますが、異常を来すと油漏れや膨張などの現象が現れます。コンデンサが異常を起こすと短絡や地絡などの設備事故に繋がる為、目視点検と併せて容量の測定を推奨しています。

変圧器絶縁油の各種試験

絶縁油は使用していく事により劣化し性能が低下していきます。絶縁油が著しく劣化してから新油に交換をしても内部短絡(レアショート)などにより設備に多大な影響を与えてしまう事があります。その為、比較的新しい変圧器でも年次点検時に定期的に採取し絶縁破壊電圧の測定や酸価測定を行ない劣化度のサンプリングを推奨しています。
※必要によりガス分析やフルフラール分析等を行う事が有効です。

保護継電器試験、保護連動試験

設備に異常が発生した際、電路を遮断し影響を最小限に抑える為にも保護継電器は非常に重要です。また、警報を発報し異常が発生した事を表示させる事で迅速な対応を促す役割もあります。経年使用や設備の使用状況により保護継電器も劣化し本来の役割を果たさなくなってしまう為、保護継電器試験,及び保護連動試験は重要です。

遮断器、接触器点検

他の機器と同様に経年使用していくと劣化し絶縁低下や動作不良などが発生する事があります。絶縁が低下していくと短絡・地絡事故の要因に、動作不良が起きてしまうと事故時の設備保護が不十分となり波及事故に繋がります。その為、遮断器の点検も非常に重要です。必要に応じ機構部の注油や真空度測定、接触抵抗測定等の細密点検の実施も行います。

 

 

非常用発電機の点検整備

停電事故が発生した際に、非常用として電気を供給する為の設備が動作不良等により、本来の目的を果たせないと設備の運用に多大な影響を与えてしまいます。非常用発電機は、1年/1回の負荷試験を実施する事が定められている為、無負荷での運転だけで無く、模擬負荷を使用した負荷試験を実施しています。
※異常音、漏油、漏水、加熱等の異常確認
また、始動用バッテリー、エンジンオイル、各種ホース等の消耗品交換、調整も実施しています。

 

太陽光発電システムの定期点検、年次点検

太陽光発電システムにもビルや学校、工場等と同様に色々な電気設備が設けられています。弊社では、以下の業務を行う事により、設備を効率良くご使用頂ける様にお手伝いをさせて頂きます。

  • ・太陽光パネル~接続箱間の活線絶縁抵抗測定
  • ・接続箱~集電箱間のケーブル絶縁抵抗測定
  • ・集電箱~PCS間の絶縁抵抗測定
  • ・キュービクル、変圧器の各種点検
  • ・接続箱、集電箱、キュービクル等の目視点検、清掃